2026.02.27 #SDGs #沖縄
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【伊平屋島プロジェクト】小中学生を対象に情報セキュリティとAI活用授業を実施

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沖縄県・伊平屋島での取り組み

沖縄本島から北へ約80kmに位置する伊平屋島。
私たちは同島において、村全体のITリテラシー向上を目的とした伴走支援を行っています。
このたび、島内の小学校および中学校にて、情報セキュリティを中心とした授業と、AIの活用体験を実施しました。

なお、伊平屋島プロジェクトは、当社DXソリューション事業本部 本部長の福嶋が主導しています。これまで地域に根ざしたDX支援やIT活用の推進に取り組んできた経験をもとに、沖縄の地域社会にデジタルをどう根付かせていくかという視点で本プロジェクトを進めています。

今回の情報セキュリティおよびAI活用授業も福嶋が講師を務め、身近な事例を交えながら、実生活と結びつけて理解できるよう解説しました。

授業の内容

デジタル機器が身近になる中で、安全に使うための基礎理解は欠かせません。
近年、10代を中心としたインターネット上のトラブルや被害は増加傾向にあります。利便性が高まる一方で、リスクもより身近なものとなっています。だからこそ、正しい知識を身につけることが重要です。

こうした背景を踏まえ、今回はセキュリティの基礎知識と、デジタル技術を適切に活用する視点の両方を学ぶことを目的に、以下の内容で授業を実施しました。

・情報セキュリティの基礎
 パスワードの適切な扱い方、オンライン詐欺の事例とその対策 など
・SNSの使い方
 利用時の注意点とトラブル対策
・インターネットとの上手な付き合い方
 正しい知識を身につけ、社会の中でどのように活かしていくか
・AIの活用体験
 「缶バッジを作ろう」をテーマに、生成AIを使ったデザイン制作

SNSの話題では、「一度投稿した内容は“デジタルタトゥー”として残り続ける可能性がある」という点にも触れました。将来、自分たちが大人になり、親になったときに、子どもたちに検索されるかもしれない——そうした具体的な例を挙げると、小学生たちも真剣な表情で話を聞いている様子が印象的でした。

身近な出来事と結びつけながら考えることで、より実感をもって理解してもらう機会となりました。

小学生を対象とした授業
缶バッジ制作
中学生対象の授業

AI体験では、自分のイメージをGeminiと会話しながら生成。そのデザインをもとにオリジナルの缶バッジ案を制作しました。指示の出し方によって結果が変わることを体感しながら、AIの仕組みや特性について理解を深める機会となりました。

安全に使う力と、前向きに活用する力。その両方を育てることを意識した授業となりました。

授業後には先生方からご好評をいただき、「ぜひ継続してほしい」「保護者向けにも実施してほしい」といった声も寄せられました。今後の展開につながる手応えを感じる機会となりました。

今回の授業の位置づけ

今回の取り組みは、伊平屋島プロジェクトにおけるITリテラシー向上支援の一環です。

安全に使う力を育てること。そして、可能性を広げる体験を届けること。
その両輪が、これからの地域の基盤づくりにつながると考えています。
今後も学校や地域と連携しながら、継続的な学びの機会づくりを進めてまいります。