2025.10.24 #エンジニア #特集

【インタビュー】インフラエンジニアが語る「ITインフラの魅力」〜

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10月10(金)に、ICTソリューション事業本部、インフラエンジニアチームのベテランTさんと、今年から同チームに配属された若手Tさんが、「初心者向けクラウド勉強会を」開催しました。今回はその勉強会企画の裏側と、インフラの魅力について、二人にインタビューしました。

ベテランT
2019年入社。整体師として働いたのち、ALJに未経験で入社。様々な現場を経験し、2021年より現在の物流企業の案件に参画。運用保守業務にリモートで携わっている。
趣味:ドライブ、ゲーム

若手T
2023年新卒で入社。入社後、アパレル系ECサイトの受託案件に携わる。2025年4月より現在の物流企業の案件に参画。運用保守業務にリモートで携わっている。
趣味:散歩、釣り

※取材対象者の希望により、名前は伏せて掲載しています。

勉強会を開いたきっかけは?

― 今回勉強会をやろうと思った理由を教えてください。

ベテランT:
「以前にも一度、S先輩の助言のもと勉強会を開いたことがあるんです。あれから数年経って、自分の知識も増えましたし、後輩もでき変化がありました。社内にインフラ仲間をもっと増やしたいという思いが強くなってたこともきっかけです。仲間を増やす上で、新卒や入社したばかりの社員がどれくらいインフラに興味を持っているのか知りたくて、今回の勉強会を企画しました。」

― 若手Tさんはどうですか?

若手T:
「僕は半年前にインフラチームに配属され、そこから個人で学ぶようになったんですけど、
学んだことをアウトプットする機会があまりなかったんです。人に教えることで自分の理解も深まるし、話す経験にもなる。今回の勉強会は良い機会だと思いました。」

初心者でも分かりやすい資料作り

― 資料はどのように作りましたか?

若手T:
「私がメインで作りました。インフラチームに入って以来覚えた内容を整理して、
初心者でもクラウドを理解できるように意識しました。
伝わるように1ページに情報を詰め込みすぎないようにしたり、難しい言葉は避けたりしました。」

ベテランT:
「初心者目線で作られた資料だから、初めて触れる社員でも理解しやすかったですね。」

― 「まず、どのように勉強すればよいか」というポイントまで押さえられており、学び始める際に迷わず取り組める内容だと感じました。

インフラエンジニアならではの魅力

― ところで、インフラの魅力って何だと思いますか?

ベテランT:
「僕が感じるのは、大きく3つあります。

  1. 自分が構築したものが長く残る
    サーバーやネットワーク、クラウド環境は一度作ると長く運用されます。
    アプリのコードのように消費されて終わるのではなく、自分の仕事が資産として残る感覚があるんです。
  2. 構築したら保守業務が生まれる
    作ったものは放置できません。監視や障害対応、アップデートなどが発生します。
    だから、『仕事が終わったら終わり』ではなく、長く関われる仕事なんです。
  3. 書いた設定が盗まれる心配がない
    インフラ設定は環境に依存しているので、単純にコピーはできません。
    コードやデザインのように盗用される心配が少なく、自分の価値が守られる安心感があります。

また、勉強会でも紹介したのですが、幅広いキャリアパスも魅力だと思います。
インフラは専門性を極めるだけでなく、マネジメントや戦略系への道も広がっています。
“スペシャリスト系”なら、クラウドエンジニア、DevOpsエンジニア、クラウドアーキテクト、セキュリティスペシャリスト
“戦略・マネジメント系“なら、プロジェクトマネージャー、プロダクトマネージャー、クラウドコンサルタント、テクニカルマネージャーがありますね。」

若手T:
「『IT=開発エンジニア』のイメージが強い中で、縁の下の力持ちとしてなくてはならない分野「インフラエンジニア」という選択肢にもっと目を向けてもらえたら嬉しいです。」

次回の勉強会も決定!

ベテランT:
「第二回の勉強会も予定しています。今回はインフラチームの別のメンバー2人で準備しています。
内容をさらに充実させて、もっと多くの仲間にインフラの楽しさを伝えていきたいです。」

若手T:
「興味がある方は、ぜひ一緒にインフラの世界に挑戦してみませんか!」

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