2018.07.24 #SDGs

「海を守る一歩を」―江ノ島ゴミ拾いボランティアの取り組み

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青く広がる海と、観光客で賑わう江ノ島。
私たち株式会社エーエルジェイは、2017年・2018年の夏、社員有志による江ノ島ゴミ拾いボランティアを実施しました。
本社のある新宿を飛び出し、なぜ江ノ島へ?―その背景には、「海の環境を守る」というSDGsへの思いがありました。

活動をはじめたきっかけ

エーエルジェイでは、2015年から本社周辺での年の瀬に地域美化活動を続けています。
その一方で、「夏にも自然環境に直接貢献できる活動がしてみたい」という声が上がりました。当時、国内外でプラスチックごみによる海洋汚染が大きな社会課題として注目され始めた時期でもありました。

こうした思いから、NPO法人 海さくらが江ノ島でゴミ拾いイベントを開催していることを知り、江ノ島へ向かうことになりました。

江ノ島でのボランティア活動

2017年と2018年の夏、早朝から江ノ島海岸へ集合しました。
イベントで配布されたブルーサンタをコンセプトとしたTシャツやトング、ゴミ袋を手に、観光客で混み合う前の浜辺を歩きながらゴミを拾っていきます。

波打ち際には、ペットボトルやプラスチック片、花火の残骸、釣り具の一部など、想像以上に多くのごみが散乱していました。
特に印象的だったのは、マイクロプラスチックとなりつつある細かい破片が砂に混じり、拾いきれないほど存在していたことです。

「こんなにきれいな海に見えても、こんなにごみがあるんだ。」
社員たちは口々にそう話しながら、一つひとつ丁寧に拾い集めていきました。

SDGsとのつながり

この活動は、SDGsの17の目標のうち特に次の目標に直結しています。

  • 14. 海の豊かさを守ろう
    海洋ごみを減らすことは、海洋生態系の保全に直結します。
  • 12. つくる責任 つかう責任
    海辺に落ちているごみの多くは、私たちの生活から出たもの。消費と廃棄の責任を見直すきっかけになります。

社員が実際に現場でごみを目にし、手で拾うことで、環境問題を「遠い話」ではなく「自分ごと」として捉えられるようになれるイベントでした。

これからの私たち

海を守る活動は一度きりでは意味がありません。江ノ島での経験をきっかけに、私たちは「街だけではなく、海にも貢献し継続していけること」を模索し続けています。

私たちエーエルジェイは、SDGsを「掲げるだけ」ではなく、「行動で示す」企業であり続けたい。その一歩として、これからも社員一人ひとりが身近な環境課題に向き合い、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでまいります。